ある程度の会社規模になると組織を考える必要が出てくると思います。
理由はいろいろあるかと思いますが、なぜ組織が必要なのか理解して組織を作っているでしょうか。
内部統制の観点からは、作業者・承認者の相互牽制、事業の意思決定者の確定の観点から業務フローを作成する必要がありますが、それ以外では?と問われると答えられない方も多いのではないでしょうか。
特に多いのは、年功序列の発想にとらわれて上司が部下に指示・管理するためのものだと思っている輩(多分私世代に多いかと思いますが)がいるかと思いますが、そういう発想が組織を硬直化させていることをご存じでしょうか。
なぜか?部下が指示にとらわれて業務を行うということは、上司の発想以上のものが生まれないからです。上司が現状認識をしっかりして、的確な指示ができればいいですが、多くは今までの古い成功体験に基づいて判断するため、現状に合わない指示を出しことが多くなると思います。
こうなると、部下も指示が間違っていることに気づき、言うことを聞かなくなると思います。組織の崩壊です。
では、どうすればいいのか。
長くなるので(2)で話したいと思います。