皆さん、売掛金管理の意義って知ってますか?
内部統制で重要となる勘定科目に「売掛金」「売上」「棚卸資産」があります。
なぜかというとこの勘定科目で一番不正行為がおきやすいからです。
たとえば、営業部門で架空の売上伝票を切って、経理に計上を依頼するとします。
当然入金はないわけですから、売掛金として残高が残るわけです。
この時、売掛金管理表を作らず合計金額が一致しているからいいやとしたらどうなるでしょうか。ほぼ半永久的に残高が残り、粉飾を見逃すことになります。
滞留債権がないかを調べるのを「年齢調べ」というのですが、個別確認をして2~3か月入金がない場合は営業担当に理由確認と入金時期を明確にする必要があります。
これを行うことで、「きちんと不正がないかチェックしてますよ」というメッセージになるわけです。
実際、過去年齢調べをしてない企業で、年齢調べをしていない企業でやったところ、数千万単位の滞留債権が発覚し、担当営業が懲戒解雇を受けた事例がありました。
しかし、これは本来本部側で内部統制をしっかり行って、現場側に常にフィードバックしていれば防げた事例です。
不正行為が発覚して一番損害を受けるのは会社側です。常日頃から売掛金管理をしっかり行って不正行為を行わせないようにしましょう。